高血圧

高血圧とは

血圧が高い状態が長く続くことを高血圧と言います。血圧は、運動や緊張、気温の変化によっても数値が変わりますが、緊張しない状態で血圧を正確に測っても基準値よりも高い場合、高血圧と指摘されることがあります。診断の基準は、ご自宅で測る場合と診療室で測る場合では異なります。高血圧がそのまま続くことで、脳卒中や心筋梗塞などを発症するリスクが高まります。高血圧は自覚症状がないまま病状が進行してしまうため、早めに適切な治療を行い、血圧コントロールする必要があります。

血圧とは何か

心臓から動脈に血液が送り出される際の血管への圧力を、血圧と言います。血圧は、1日のうちでも数値の変動があります。朝起床した時は大きく上がって、昼間はピークを迎え、徐々に夕方に向かうに連れて少しずつ下降して睡眠時は最も低くなります。また、季節も関係し、外気と室内の寒暖差が激しい冬場は血圧が高くなります。

なお、血圧は以下の4つで数値が出ます。

  • 心臓の1度の拍動で全身に送り出される血液量(心拍出量)
  • 血管の弾力性(しなやかさ)
  • 血管に血液が流れ込む時の末梢血管の抵抗力(血管抵抗)
  • 血液の粘度

診療室血圧と家庭血圧

血圧の基準値には、診療室血圧と家庭血圧があります。医療機関やクリニックで計測した血圧数値を診療室血圧と言い、ご自宅で計測した数値を家庭血圧と言います。血圧は、緊張や運動によって数値が変動するため、一般的には診療室で測ると高めに現れるとされています。さらに、特殊な装置を用いて計測する24時間血圧などもあります。脳卒中や心筋梗塞などの発症を予防するためにも、ご自宅でこまめに血圧を計測して記録をとることが大切です。

高血圧の原因

高血圧の原因として、食生活を中心にした生活習慣が挙げられます。さらに、過度のストレスやプレッシャー、遺伝的要因などが原因となるとされています。塩分や脂肪分の多い食事、過度の喫煙や飲酒、運動不足、肥満、過度のストレスなどが重なると発症・進行するとされています。
脂質異常症や糖尿病などを合併するほか、動脈硬化を進行することがあるため注意が必要です。自覚症状がないまま病気が進行するため、高血圧を指摘されたら早めに適切な治療を行うことが重要です。

高血圧の種類

高血圧には、本能性高血圧と二次性高血圧とに分類されます。本能性高血圧は生活習慣病が原因で、二次性高血圧は何らかの疾患が原因となります。日本人のほとんどの高血圧は、本能性高血圧とされています。遺伝的要因に加えて、塩分の過剰摂取などの食事習慣、運動不足、肥満、過度の喫煙や飲酒、ストレスなどが重なり合って高血圧を発症します。また、二次性高血圧の原因となる疾患には、腎血管性高血圧や睡眠時無呼吸症候群などが挙げられます。この場合は、原因となる疾患を治すことが先決です。

高血圧の症状

高血圧は、特別な自覚症状がないまま病状が進行してしまいます。血圧の数値がかなり高くなると、頭痛・めまい・肩凝り・息切れなどが起こりやすいとされます。これらの症状は、血圧とは関係なく現れるため、自覚症状が高血圧の発見に繋がるとは限りません。健診などで高血圧を指摘されたら、上記のような症状がない早期の段階で治療を開始することが大切です。

高血圧の治療

主に、血圧を正常値に維持するために適切なコントロールを行います。まずは、減塩を始めとする食事習慣の改善、体重コントロール、運動習慣、禁酒、飲酒などを行います。これまでの習慣を変えるため、無理のない内容で始めることが大切です。厳しい制限を設けてストレスがかかっては長く続きません。負担のないよう、医師としっかりと相談しながら、ご自身に適した生活習慣の改善方法を確立することがポイントです。

著書紹介:渡邊 智 院長

秋田大学医学部卒業後、横浜労災病院内分泌糖尿病センターや東京女子医科大学病院などで、糖尿病・高血圧・甲状腺疾患を中心とした最先端の診療に従事。 現在は東伏見駅前内科糖尿病クリニックの院長として、高度医療機関で培った知見を地域へ還元している。「糖尿病」と「内分泌」の専門医として、専門的な管理から日常的な不調まで、患者一人ひとりに寄り添ったきめ細やかな診療を行う。

資格・学会

  • 日本糖尿病学会糖尿病内科専門医
  • 日本内分泌学会内分泌代謝科(内科)専門医
  • 日本内科学会 認定内科医

わせ

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